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不眠症について

今日は不眠症について詳しくお話ししたいと思います。

不眠症とは、眠る時間や機会が十分にあるにもかかわらず、入眠、睡眠の持続、睡眠の質、睡眠の量の問題が繰り返し起こり、その結果、日中に何らかの障害がもたらされる状態を指します。

不眠症には様々なタイプがあります。

①寝つきが悪い「入眠障害」;若年者でも訴えることが多い不眠のタイプです。心身の緊張や興奮が原因で起こります。

②夜中に何度も目を覚ます「中途覚醒」:入眠後2~3時間で目を覚ますことが多いです。中高年に多く見られます。心理的要因や身体的要因で起こることもあります。

③早朝に目が覚めてしまう「早朝覚醒」:すぐに入眠し途中で目が覚めることなく眠れるが、早朝に目を覚まし、その後眠りに戻れないものをいいます。高齢者に多く見られます。

④時間は十分でも深い眠りが得られない「熟眠障害」:時間的に十分であっても、眠りが浅かったり中途覚醒があるため休養が不十分になり、深く眠った爽快感がえられないものです。

睡眠は私たちの健康にとって非常に重要です。睡眠中には脳と筋肉が休息し、身体の回復や新陳代謝が行われます。年齢によって必要な睡眠時間は異なりますが、一般的には成人で7時間半程度が推奨されています。

では、不眠症を改善するためにはどのような対策があるのでしょうか?まず、日中に適度な運動をすることや、リラックスできる入浴を行うことが挙げられます。また、寝る前に空腹が極端にならないように、必要なら夜食を摂ることも重要です。ただし、大量の飲酒は進められません。少量の寝酒は眠りを誘う助けになるかもしれませんが、途中覚醒が起こりやすくなる可能性があります。また、寝る前の2~3時間はカフェインを摂取しないようにしましょう。そして、寝室の環境を整えることも重要です。単調な音や快適な温度、暗さなどが良い睡眠を促進します。

不眠症の治療法として、鍼灸も効果的な方法の一つです。鍼灸治療では、東洋医学的な視点から全身のバランスを整えることが重要視されます。特定のツボを刺激することで、神経や血液の流れを促進し、睡眠の質を向上させることができます。例えば、「失眠」や「三陰交」、「足三里」、「内関」、「関元」、「曲池」、「神門」といったツボが不眠症に効果的です。

不眠症に悩んでいる方は、一度専門家に相談してみることをおすすめします。自身の生活習慣や体質に合った対策を立てることで、良質な睡眠を手に入れることができるかもしれません。ぜひ、健康な生活のために睡眠について考えてみてください。