【6カ月以上続く下痢でお悩みの方へ】身体の冷えがきっかけとなった下痢が改善した30代男性の症例

患者様の悩み・施術内容

患者様情報

  • 年齢・性別:30代・男性
  • 主な症状:下痢
  • お悩み:6カ月以上、下痢が続いている

来院時の状態

患者様は、約6カ月前に身体を冷やしたことをきっかけに体調を崩し、それ以降、下痢が続くようになりました。

下痢をすると腹痛が起こりますが、排便後には腹痛が軽くなる状態でした。また、冷たい飲み物や食べ物を摂取すると下痢が起こりやすく、普段から手足の冷えも感じていました。

慢性的な下痢が続くことで外出時にもトイレが気になり、食事にも注意しながら生活されていました。

当院では、まず詳しくお話を伺い、症状が始まった経緯や悪化する要因、生活習慣などを確認しました。そのうえで、お身体の状態を確認しながら施術方針を決定しました。

東洋医学では、このような状態は身体を温める働きが低下し、消化吸収を担う働きが十分に発揮できなくなっている状態と考えることがあります。

そこで本症例では、

  • 消化機能を整えることを目的とした施術
  • 身体の冷えを和らげることを目的とした施術

を中心に行いました。

刺激の強い施術ではなく、お身体の状態に合わせて負担の少ない施術を継続しました。


下痢について

下痢とは

下痢とは、便に含まれる水分量が通常より多くなり、やわらかい便や水のような便が繰り返し出る状態をいいます。急性の場合は感染性胃腸炎や食あたりなどが原因となることが多く、多くは数日から1週間程度で改善します。

一方で、4週間以上続く場合は「慢性下痢」とされ、原因を調べることが重要です。

慢性下痢の原因はさまざまで、

  • 過敏性腸症候群(IBS)
  • 炎症性腸疾患
  • 薬の副作用
  • 消化吸収の異常
  • 内分泌疾患
  • 食物不耐症

などが知られています。

また、冷たい飲食物で症状が悪化する方もいますが、その反応には個人差があり、すべての下痢が冷えによって起こるわけではありません。

下痢が長期間続く場合や、体重減少、血便、発熱、夜間にも下痢が続く場合には、消化器内科などの医療機関で詳しい検査を受けることが勧められます。


下痢の症状原因

慢性下痢は一つの原因だけで起こるとは限らず、複数の要因が重なって生じることがあります。

医学的に代表的な原因としては、

  • 過敏性腸症候群(IBS)
  • 炎症性腸疾患
  • 消化器感染症
  • 食物不耐症
  • 胆汁酸吸収不良
  • 消化酵素の不足
  • 薬剤の副作用
  • 甲状腺機能異常などの内分泌疾患

などがあります。

また、心理的ストレスが腸の働きに影響することも知られており、脳と腸は互いに影響し合う「脳腸相関」という仕組みがあります。

本症例では、

  • 身体を冷やしたあとから症状が始まったこと
  • 冷たい飲食物で症状が悪化すること
  • 手足の冷えを伴っていたこと

という特徴がありました。

これらは患者様ご本人の経過として確認できた事実ですが、慢性下痢の原因を断定するものではありません。

当院では、西洋医学的な診断に代わる判断は行わず、身体全体の状態を確認しながら施術を進めています。


下痢のときにやってはいけないこと

下痢が続いているときには、自己判断だけで対応を続けるのではなく、症状に応じた適切な対応が大切です。

まず注意したいのは、水分補給を控えてしまうことです。下痢では体内の水分や電解質が失われやすくなるため、脱水予防のためにも十分な補給が重要です。

また、

  • アルコール
  • 香辛料の多い食品
  • 脂っこい食事

などは、人によって症状を悪化させる場合があります。

さらに、市販の下痢止め薬を長期間自己判断で使用し続けることは勧められません。原因によっては適切ではない場合もあるため、症状が続く場合には医療機関への相談が必要です。

以下のような症状がある場合は、早めに医療機関を受診してください。

  • 血便
  • 高熱
  • 激しい腹痛
  • 急激な体重減少
  • 夜間にも続く下痢
  • 脱水症状

これらは詳しい検査が必要となる場合があります。

また、本症例のように冷たい飲食物で症状が悪化する場合は、ご本人が無理のない範囲で摂取方法を工夫することも日常生活では役立つことがあります。


治療結果と経過

施術は身体の状態を確認しながら継続して行いました。

4回目の施術後

下痢の回数が少しずつ減少しました。

患者様ご自身も「以前よりトイレへ行く回数が減ってきた」と変化を感じられていました。

6回目の施術後

下痢や腹痛はみられなくなりました。

冷たい飲食物に対する反応も以前ほど気にならなくなりました。

8回目の施術後

症状は安定し、その後も良好な状態を維持されました。

※施術による経過には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。


担当者からのメッセージ

慢性的な下痢は、日常生活の質を大きく低下させる症状の一つです。

一方で、慢性下痢の背景にはさまざまな病気が隠れている場合もあるため、症状が長期間続く場合には医療機関で原因を確認することが大切です。

当院では、医療機関での診断や治療を妨げるものではなく、お身体全体の状態を確認しながら、一人ひとりに合わせた施術を行っています。

「下痢がなかなか改善しない」「身体の冷えも気になる」「毎日の生活を少しでも快適に過ごしたい」

このようなお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

丁寧な問診とお身体の状態の確認を行い、安心して施術を受けていただけるよう努めています。