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心虚(しんきょ)とは?動悸・胸痛・不眠・物忘れでお悩みの方へ

「夜になると胸がドキドキして眠れない」「少し動いただけで胸の圧迫感を感じる」「最近物忘れが増えて生活に支障が出てきた」――。こうした症状に心当たりはありませんか?

病院では「加齢のせい」「異常なし」と言われても、実際にはつらさが続き、不安を抱えている方も多くいらっしゃいます。東洋医学では、このような状態を 「心虚(しんきょ)」 と呼びます。本記事では、心虚とは何か、その原因や注意点、当院での施術の流れについて詳しくご紹介します。


心虚とは

東洋医学でいう「心(しん)」は、単に心臓だけを指すのではありません。感情・記憶・睡眠のリズムなど、人の心身を大きく支える働きを持っています。

この「心」の働きが弱まった状態を 心虚 といい、以下のような症状が現れやすくなります。

  • 動悸や胸の痛み、胸の圧迫感
  • 不安感や焦燥感
  • 不眠(寝つきが悪い・夢が多い・夜中に何度も目が覚める)
  • 物忘れや集中力の低下
  • 顔色が青白い、声に元気がない

これらは単なる疲れや加齢だけではなく、体のエネルギーや血の巡りが不足しているサインと考えられています。


心虚の原因

心虚の背景には、以下のような要因があります。

  • 長期のストレスや心配事
  • 不眠や休養不足
  • 胃腸の働きの低下によるエネルギー不足
  • 加齢による体力や自律神経の乱れ
  • 慢性的な疲労や精神的負担

心が弱ると脳の働きにも影響が及び、物忘れや不安感が強まります。そのため、心虚は 体と心の両面から起こる不調 といえます。


心虚のときに避けたいこと

心虚の状態では、無理をして体を酷使することは禁物です。

  • 睡眠不足や過労を重ねる
  • 過度な不安を抱え込み、孤独を感じ続ける
  • カフェインやアルコールを摂りすぎる(動悸が悪化することがあります)
  • 自己判断で薬の量を増減する

これらは心虚をさらに悪化させる原因となります。改善のためには、
「しっかり休む」「体を冷やさない」「安心できる環境を整える」ことが大切です。


当院の特徴

当院では、心虚による動悸・不眠・物忘れといった症状に対し、東洋医学と西洋医学の両面から丁寧にサポートいたします。

  1. 丁寧な問診と説明
    初回は特に時間をかけてお話を伺います。道具や資料を使いながら、わかりやすく説明します。
  2. 東洋医学と西洋医学の両方から診断
    病院で「異常なし」と言われた不調でも、東洋医学的な視点で原因を探り、施術方針を立てます。
  3. ソフトで安心な施術
    鍼は髪の毛ほどの細さで痛みをほとんど感じません。お灸も心地よい温かさ。横向きの施術も可能です。
  4. 再発防止までサポート
    改善後も再発を防ぐため、生活習慣や運動指導を行います。
  5. 幅広い症状に対応
    動悸や不眠だけでなく、神経痛や慢性的な疲労感など、複数の不調を総合的に整えることを得意としています。
  6. 通いやすい環境
    JR東福間駅から徒歩5分。駐車場・着替え完備。土日も営業し、夜は21時まで対応しています。
  7. 10年以上の実績
    福津市で10年以上、心と体の不調に向き合ってきた経験があります。

通院回数の目安

症状の程度により必要な通院回数は異なります。

  • 軽度(夜に動悸がある、眠りが浅い)
    👉 約6〜10回
    比較的短期間で改善が期待できます。
  • 中度(動悸や胸の圧迫感が頻繁に出る、物忘れで生活に不便)
    👉 約15〜20回
    気血の乱れを整えながら、不安や不眠を改善していきます。
  • 重度(動悸や胸痛が強く外出が怖い、ほとんど眠れない)
    👉 約25〜30回
    心身の負担が大きいため、時間をかけて根本から整えます。

よくある質問(Q&A)

Q1. 病院では「加齢のせい」と言われましたが改善できますか?
A. はい。東洋医学の視点では改善の余地があります。

Q2. 施術は痛いですか?
A. 鍼は髪の毛ほど細く、痛みはほとんどありません。

Q3. 薬を飲んでいますが大丈夫ですか?
A. はい。薬の効果を妨げません。必要に応じて施術を調整します。

Q4. 不眠や物忘れにも効果がありますか?
A. はい。心虚による代表的な症状であり、多くの方が改善されています。


まとめ

動悸・胸の痛み・不眠・物忘れは「年齢のせいだから仕方ない」と思われがちですが、実際には 体のバランスを整えることで改善できる可能性があります

私は福津市で10年以上、心と体の不調に寄り添い、一人ひとりに合わせた施術を行ってきました。症状を一人で抱え込む必要はありません。 「本当に良くなるのだろうか…」という不安をそのままにせず、まずは安心してご相談ください。丁寧にお話を伺い、わかりやすく説明しながら、一緒に改善を目指していきましょう。