「夜になると咳が止まらない」「病院で異常なしと言われたけれど不調が続く」「皮膚の乾燥やかゆみが繰り返し起こる」——こうした症状にお悩みの方は少なくありません。
東洋医学ではこれらを「肺虚(はいきょ)」と呼び、肺の働きが弱まることで現れる体のサインと捉えます。本記事では肺虚の特徴や原因、やってはいけない生活習慣、そして当院で行っている施術やケアについて詳しくご紹介します。
こんなお悩みはありませんか?
- 夜になると咳が止まらず眠れない日が続いている
- 少し歩いただけで息切れが強く外出がつらい
- 咳の発作が怖くて人前に出るのが不安
- 皮膚の乾燥やかゆみが繰り返し起こり、見た目も気になる
- 病院では「異常なし」と言われ、改善策が見つからない
- 薬では一時的にしか抑えられず根本改善ができていない
- 咳や不調のせいで趣味や旅行を楽しめない
これらに当てはまる方は、肺虚の可能性があります。
肺虚とは?
肺虚とは、東洋医学で「肺の働きが弱っている状態」を指します。
肺は呼吸によって空気を取り入れ、エネルギーを体に巡らせる大切な役割を担っています。また、皮膚の健康とも深く関わり、外からの刺激や病気から体を守る防衛機能にも関与しています。
肺が弱ると、慢性的な咳、息切れ、呼吸の浅さといった症状が出やすくなります。同時に皮膚の乾燥やかゆみ、肌荒れといったトラブルが起こりやすいのも特徴です。軽い段階では風邪をひきやすい程度ですが、放置すると呼吸の苦しさや睡眠障害へとつながることがあります。
肺虚の原因
肺虚の背景には、以下のような要因が重なっていることが多いです。
- 慢性の呼吸器疾患や風邪の後遺症
長引く咳や繰り返す風邪により、肺の働きが弱まります。 - 過労や睡眠不足
体のエネルギーが不足すると肺の機能も低下します。 - 不規則な生活習慣
食事の乱れや過度の飲酒も回復を妨げます。 - ストレスや加齢
免疫力を下げ、咳や皮膚症状を悪化させやすくします。 - アレルギーや慢性気管支炎(西洋医学的要因)
東洋医学ではこれらも「肺の気不足」として捉えます。
肺虚のときに避けたいこと
肺虚の状態では、ちょっとした生活習慣が症状を悪化させてしまうことがあります。
- 夜更かしや過労 → 咳や息切れを強める
- 冷たい飲食物、アルコールの過剰摂取 → 抵抗力を下げる
- 喫煙 → 肺への大きな負担
- 乾燥した環境に長時間いる → 皮膚のかゆみや荒れが悪化
症状が軽くても「そのうち治るだろう」と放置せず、早めのケアが大切です。
当院の特徴
- 丁寧な問診と説明
患者さん一人ひとりの声をじっくり伺い、分かりやすく説明します。 - 東洋医学と西洋医学の両面から診断
西洋医学の知見と、東洋医学的な体質の視点を組み合わせて原因を探ります。 - ソフトで安心できる施術
痛みの少ない鍼や心地よいお灸で、体に負担をかけません。 - 再発防止を重視
その場しのぎではなく、生活習慣やセルフケアも指導し再発しにくい体へ。 - 柔軟な通院環境
土日営業、夜21時まで対応。完全予約制で待ち時間なし。 - アクセスの良さ
JR東福間駅から徒歩5分、駐車場完備。 - 施術歴10年の経験と実績
地域で多くの患者さんの不調に寄り添ってきました。
通院の目安
- 軽度(咳が断続的/季節性の皮膚症状)
約6〜8回の施術で体質改善を目指します。 - 中度(夜の咳で睡眠障害/会話や運動で咳)
約12〜16回を目安に肺の機能と全身のバランスを整えます。 - 重度(毎日の咳、外出や生活に支障/皮膚不調も強い)
約20〜28回を計画的に行い、根本改善と再発予防を図ります。
よくある質問
Q. 病院で「異常なし」と言われましたが本当に良くなるのでしょうか?
A. 必ず良くなると断言はできませんが、病院で原因が見つからなかった不調こそ東洋医学で解決の糸口が見つかることがあります。
Q. 施術は痛くないですか?
A. 当院の鍼は非常に細くほとんど痛みを感じません。お灸も心地よい温かさで安心です。
Q. 咳だけでなく皮膚症状も診てもらえますか?
A. はい。肺と皮膚は密接に関わっているため、どちらの症状も一緒にみていきます。
Q. 通院頻度はどれくらいですか?
A. 初期は週1〜2回、その後は状態を見ながら間隔を空けていきます。
Q. 自宅でできることはありますか?
A. 体を冷やさない工夫や呼吸を整えるセルフケア、お灸の使い方をお伝えします。
まとめ
肺虚は、ただの咳や皮膚トラブルではなく、体質や生活習慣に根ざした不調です。放置すれば慢性化し、生活の質を下げてしまいます。
当院では症状の一時的な緩和ではなく、原因を見極めて体の内側から整える施術を行っています。
私はこれまで10年以上、咳や息苦しさ、皮膚の不調に悩む多くの方と向き合ってきました。鍼とお灸は体に優しい施術ですので、初めての方も安心してご相談ください。
もう一人で我慢する必要はありません。自然治癒力を引き出し、咳や皮膚の不調から解放された日常を取り戻しましょう。