3年間続いた頭痛と目のかすみでお悩みだった20代女性の症例|筋収縮性頭痛に対する鍼灸施術の経過


患者様の悩み・施術内容

20代女性の患者様が、「3年前から続く頭痛」で来院されました。

頭痛は主に右側から始まることが多く、強くなると右目がかすみ、物が見えにくくなるという状態でした。さらに、発症から年月が経つにつれて、頭痛が左右交互に起こるようになったとのことでした。

特に朝の時間帯に頭痛が強くなる傾向があり、日常生活にも大きな影響が出ていました。

また、頭痛以外にも以下のような症状がみられました。

  • 食後すぐに空腹感が出る
  • 息切れ
  • めまい
  • 全身のだるさ
  • 精神的な倦怠感
  • 四肢に力が入りにくい
  • 心悸(動悸)

来院時には頭痛が持続しており、非常につらい状態でした。

当院では、問診と身体の状態を確認したうえで、

血流の改善を促すツボへの施術
頸部の筋肉の緊張を和らげる施術

を中心に行いました。

頭痛は、首や頭周囲の筋肉の緊張と血流の低下が関係している場合があるため、身体全体の循環を整えながら、頸部の筋緊張を緩める施術を進めました。


患者様の症状の説明

今回の症例は、いわゆる**筋収縮性頭痛(緊張型頭痛)**と呼ばれるタイプの頭痛と考えられます。

筋収縮性頭痛は、頭や首の筋肉が長時間緊張することで起こる頭痛です。

一般的には

  • 頭が締め付けられるような痛み
  • 首や肩のこり
  • 目の疲れ
  • 長時間の同じ姿勢

などと関連することが多いとされています。

頭や首の筋肉が緊張すると、周囲の血流が低下しやすくなります。その結果、筋肉に十分な酸素や栄養が届きにくくなり、痛みを感じやすくなると考えられています。

また、筋肉の緊張が続くと、頭痛だけでなく

  • 目の疲れ
  • めまい
  • 倦怠感

などの症状を伴うこともあります。


患者様の症状の原因

筋収縮性頭痛は、頭部や頸部の筋肉の持続的な収縮によって起こるとされています。

今回の症例でも、首周囲の筋肉の緊張が強くみられ、これが頭部の血流や筋肉の状態に影響している可能性が考えられました。

頭蓋や頸部の筋肉が緊張すると、

  • 頭部の血流が低下する
  • 神経が刺激されやすくなる

といった状態が起こりやすくなります。

このような状態が続くと、頭痛が慢性化しやすくなります。

そのため今回の施術では、

・血流を促す
・筋肉の緊張を緩める

という点を重視して施術を行いました。


治療結果と経過

施術の経過は以下の通りです。

2回目の施術後
頭痛の程度が軽減しました。

3回目の施術後
強い頭痛が起こらなくなり、動悸が軽減。四肢にも力が入りやすくなりました。

6回目の施術後
頭痛は著しく改善しました。

8回目の施術後
頭痛や全身の症状はほぼ消失し、頭痛が起こりそうな感覚がわずかに残る程度となりました。

9回目の施術後
症状は目のかすみのみとなりました。

10回目の施術
施術効果の安定を目的として施術を行いました。

最終的に、10回の施術を経て症状は改善しました。


担当者からのメッセージ

長期間続く頭痛は、日常生活に大きな影響を与えることがあります。

今回の患者様も、3年間頭痛に悩まれており、来院時には強い不調が続いている状態でした。

頭痛の原因はさまざまですが、首や頭の筋肉の緊張や血流の低下が関係しているケースも少なくありません。

そのため、症状のある部分だけではなく、身体全体の状態を確認しながら施術を進めることが大切です。

同じように

  • 慢性的な頭痛
  • 首や肩の強いこり
  • 目の疲れ
  • めまい

などでお悩みの方は、一度身体の状態を見直してみることも大切かもしれません。

当院では、問診と身体の状態を確認しながら、患者様一人ひとりに合わせた施術を行っています。

長く続く不調でお悩みの方は、無理を続けず、お気軽にご相談ください。